力の抜きどころを見つける
人の命を預かる看護師の仕事。自分が抱えている全ての仕事を100%の完成度でこなさなければなりません。しかし、看護師だって人間です。ミスをすることだってあるでしょう。そのミスによって、患者さんの健康への影響があるだけでなく、時には生命にも直結してしまうことも・・・。看護師の仕事はほとんどの場合、1つの業務に集中することができにくいものです。特に社会に出て右も左もわからない新人看護師は、日々の業務にうまく優先順位をつけられず、いっぱいいっぱいになってしまうことも少なくありません。新人看護師には、教育担当の先輩看護師が付くほか、能力以上の業務を抱えないよう周囲からのサポート体制が取られています。にも関わらず実際は、新人看護師のSOSなかなか気づいてもらえないが現状。もし、自分一人では無理だなと思ったら、先輩看護師や上司に相談しましょう。ミスをしたり、頑張りすぎて体を壊してしまっては元も子もありません。まずは自分自身の負担を軽くするから始めてみてはいかかでしょうか?「力の抜きどころ」をしっかり自分自身で把握しておくことが大切ですよ。
不安や緊張を和らげるセルフケア
看護の現場にストレスはつきもの。特に看護学校を卒業して社会に出たばかりの新人看護師さんは、新しい環境で初めての経験をしていくのですから、ストレスが溜まるのは自然なことです。「上手くできるかな・・・」「失敗しないかなぁ・・・」そんな不安を抱いている新人看護師は多いはず。人間誰しも自信がない状態の時には不安な気持ちになったり、緊張したりします。また、不安から一歩踏み出すことに勇気が持てなかったり、暗く気持ちが沈んでしまうこともあるでしょう。緊張のあまり、実力が充分に発揮できなくなってしまうことだってあります。そのような不安や緊張を少しでも和らげる方法として次のようなセルフケアをオススメします。ぜひ一度試してみてはいかかでしょうか?
■リラクゼーション(ヨガ・ピラティス)
体中に酸素が行き渡ることでリラックスでき、ストレス解消に効果をもたらします。
■ストレッチ
筋肉をゆっくり伸ばすストレッチは、心身のリラックスに効果的です。
■適度な運動
ウォーキングやマラソンなど無理のない適度な運動もストレス発散に有効です。
■相談する
辛いと思ったら自分一人で抱え込まず、いろいろな相談窓口を利用してみましょう。